ECOLOGICAL LIVING | WORKSHOP REPORT 1
住宅の未来を考えるワークショップ 大成功でした!
将来の住宅像(ニーズ)を科学者、ハウスメーカー、一般市民らと一緒に展望するワークショップ。女子高校生から60歳代の方まで幅広い方々が、楽しく意見を出し合いました。
このニーズを先端ナノテクノロジーがどう解決できるのかを翌週に考えます。
テーマ:『ナノテク省エネルギー住宅の社会影響評価』
日 時: 2009年11月8日(日) 13:30〜17:00
会 場: 東京大学弥生講堂アネックス セイホクギャラリー
講 師: 鈴木達治郎教授(東京大学公共政策大学院客員教授)
大野秀敏教授 (東京大学工学部建築学科教授、建築家)
松村秀一教授 (東京大学大学院工学系研究科教授)
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東大農学部の正門をくぐって左に、超素敵な建物が現れます。これが、今回の会場である「セイホクギャラリー」。無垢の木をふんだんに使った、教会建築のようなアカデミズムの砦です。
さて、ここで「2030年には、どんな家に住みたいか?」をゆっくりと語り合いました。 まず、鈴木達治郎教授から、2030年に向けていったいどう社会が変わるのかというお話。高齢化、都市と交通、食と農、技術進歩と社会、企業の国際化、などなど。 将来の住まい方を考える上で大切な視点をお聞きしました。 次に、大野秀敏教授から縮退社会についてのお話。人口が減る。経済規模もみんな少しずつ小さくなる今後の私たちの社会。先生は、社会資本に大きな投資をせずに、小さく便利に街を変えるという、面白いアイデアを提案なさいました。 例えば、路面電車は幅1.3メートルほどでいいのではないか!? 確かに交通混雑を起こさない小さい路面電車はいいかも知れません。 最後に、松村秀一教授は「住まい方」について今後の見通しを示されました。現在の日本に於ける家の総戸数が約5,700万戸。一方、総世帯数が4,900万。つまり、日本には空き家が800万戸あるそうです。今後は、家を建てていく時代から、好きな空き家を見つけて、リフォームしていく社会に変化していくそうです。アメリカなどでさかんなDIYにも学ぶ点があるかもしれません。 また、単身世帯が今後はもっと増えるために、「強い家長がいる家」から「弱い個人を結ぶ柔らかな絆としての住環境へ」と変わっていくそうです。シェアハウスなど、「共的」な住まい方に、頭をひねる必要がありそうです。三者三様に分かりやすくためになる講演で、参加者のみなさんとも活発な意見交換がなされました。 さて、次はテーマごとに別れてブレーンストーイング。 テーマ1 健康な家 テーマ2 半自給の農的暮しの家 テーマ3 シェアハウス テーマ4 災害に強い家 テーマ5 2030年の家の建て方 たくさんのキーワードが出ました。香りを楽しめる家、静かな家、見たい夢が見られる家、水が美味しい家、犯罪に強い家、食材などの共同購入、コンポストが付いている家、などなど。 最後に、Q分類という分け方で、みんなが何を重要に考えているのかを調べました。ワークショップ形式でこういった調査をすることは、とても珍しいそうです。貴重な意見を聞くことができて、東大のみなさんもとても満足のご様子でした。 翌週(11月15日)のワークショップでは、課題をどうテクノロジーで解決出来るのかをみんなで考えます。 教授の皆様、スタッフの皆様、お疲れさまでした。ありがとうございました。 主催: I2TAグループ 東京大学公共政策大学院内 http://i2ta.org/ |












